クラウド顧客管理システムのサスケとは

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あなたは、見込み客に対してアプローチを行っているだろうか。最近では、新規顧客を獲得するために見込み客に対して適切にメールや電話をしたいと考えている企業が増えている。そこで登場したのが、見込み客管理に特化したクラウドサービスのサスケだ。

2016年7月時点で1100社以上が利用するサスケだが、いったいどのようなサービスなのだろうか。

まずは提供元の株式会社インターパークについて簡単に説明しよう。

株式会社インターパークの歴史

インターパークの歴史

株式会社インターパークは、2008年に設立され、2009年にサスケをリリースしている。2015年に株式会社ちえぶくろと統合し、2015年度の売上高は1億2000万円である。

 

サスケとは

サスケとは、株式会社インターパークの提供している顧客管理システムの総称である。サスケは、エクセルや紙媒体では難しかった見込み客のリード管理(履歴管理)に焦点を当てたシステムである。

なぜサスケは見込み客管理に注目しているのだろうか。

それは、下記のような悩みを持つ企業が増えているからだ。

  • 新規顧客の獲得コストが高くなった
  • 顧客1人あたりの利益率が低下した
  • 見込み客を囲う企業が増え始めたため、新規顧客を獲得しづらくなった

これらの原因は、インターネットの普及にある。すべての人は簡単にほしい商品やサービスをインターネットで調べるようになった。企業はインターネット上でPPC広告やコンテンツマーケティングなどの広告活動を行っており、人々は目にした企業の商品やサービスを購入したくなる。

その結果、地域密着よりも広告力のある企業に優位性のある世の中になった。広告力のある企業に多くの顧客が流れてしまうので、中小企業は集客できる範囲が小さくなってしまったのだ。その証拠に、企業のWeb広告にあてる費用は年々増加している。

そうなると、上記のような悩みを持つ企業が増えるのだが、何とかして売上を作りたいという想いがある。

そこで、今まではセールスの対象から外れていた見込み客(もしかしたら自社のサービスを利用する可能性のある客)に注目し始めたのだ。

見込み客は、購買したいという欲求や必要性の低い客層である。すぐにセールスを行っても成約に至る可能性は低い。

そこで、企業は見込み客に対してメリットのある情報を配信したり、ニーズの高まるような宣伝を行い、購買欲が高まるタイミングを見計らうようになった。

しかし、それらを実現するためには、今まで以上の管理能力を必要とする。そこでクラウドサービスのサスケが誕生したのである。

 

サスケのサービス内容

サスケは用途に応じて6つのパッケージが存在し、カテゴリーは「リード管理」「案件管理」「入力フォーム作成」に分かれる。

リード管理
  • リード職人(見込み客顧客管理システム)
  • テレアポ職人(テレマーケティングシステム)
  • 展示会職人(展示会用管理システム)
  • セミナー職人(リード職人とWEB職人を合わせたパッケージ)

これらはすべて「見込み客管理」のためのシステムである。

それぞれの内容は基本的に同じ機能であり、月額料金が似ているため、リード職人について理解すればよいだろう。

案件管理
  • 営業職人(営業支援システム)
入力フォーム作成
  • WEB職人(Web入力フォーム作成)

 

リード職人とは

リード職人のサービス内容

リード職人は、見込み客の管理と育成に特化した顧客管理システムである。誰でも簡単に使うことができる操作性は魅力的である。

リード職人の機能は「リードの蓄積」と「集計・分析」に分かれる。

リードの蓄積

リード職人では、下記のように顧客別に様々な情報を管理できる。

  • 基本的な顧客情報
  • リード(顧客別の対応履歴)
  • 見込ランクポイント
  • 営業進捗ステージ
  • アラート設定
  • 顧客別のファイルストレージ機能

これらをエクセルや紙媒体の管理で行うのは難しい。

集計・分析

リードを蓄積すれば、それらの集計や分析を行い、どの見込み客にアプローチすれば適切なのか判断できる。

  • 営業チャネルの効果測定
  • 自動スコアリング
  • ステージ機能
  • セミナーや電話稼働集計

これらの分析によって抽出された情報を元に、メルマガやテレマーケティングなどのアプローチを行うといった流れである。

ただし、リード職人のコンセプトは見込み客を管理することなので、他のシステムと合わせて利用することを推奨する。

例えば、リード職人の機能の1つに一括メール配信は存在するのだが、メルマガやステップメールの機能を実装していない。定型文を登録する機能は2016年のアップデートにより加わったが、メールマーケティングを行う上では不十分のように感じた。また、テレマーケティングの機能も実装されていない。リード職人では固定電話や携帯電話で通話した内容をメモする程度でしか利用できない。

 

リード職人によってあらゆる情報は時間軸(リード)で管理されるため、今まで企業と顧客がどのようなやりとりを行っていたのか簡単に確認できる。そのため、営業マンの移行などをスムーズに行えたり、アプローチ方法を検討するうえで重要な情報源となるだろう。

リード職人の月額料金

リード職人の月額料金は、基本料金と顧客件数料金の合計である。

基本料金
ユーザー数×1,000円

+

顧客件数料金
顧客数 ~3千人 ~5千人 ~1万人 ~2万人 ~3万人 3万人~
リード職人 2万円 2,5万円 3万円 4万円 5万円 2万人/1万円追加
展示会
テレアポ
1.5万円 1.8万円 2.2万円 2.6万円 3万円 2万人/1万円追加

概算ではあるが、リード職人の月額料金シュミレーションは以下のとおりだ。

  • 10名のユーザー数と5,000名の顧客情報で35,000円
  • 20名のユーザー数と10,000名の顧客情報で50,000円

その他の顧客管理システムより比較的良心的な価格設定である。この金額と自社で利用する営業ツールが必要である。

 

営業職人とは

営業職人のサービス内容

サスケの営業職人はクラウドサービスの案件管理システムである。

「行動」の可視化と数値化を重要視し、商談やプロジェクトを案件別に受注まで導くためのシステムである。

主に下記の機能を実装している。

  • 営業進捗管理
  • 顧客管理
  • 売上数字や見込数字の管理
  • 日報管理

営業職人の月額料金

営業職人の月額料金は基本料金と顧客社数料金の合計である。

基本料金
ユーザー数×1,000円

+

顧客件数料金
顧客社数 ~300社 ~500社 ~1000社 ~2000社 ~3000社 3001社~
リード職人 2万円 2,5万円 3万円 4万円 5万円 2000社/5000円追加

興味のある方は、インターパークのホームページを見て頂いた方がわかりやすいだろう。

 

WEB職人とは

WEB職人のサービス内容

サスケのWEB職人は「入力フォームを作成し、そこから得られた顧客情報を管理するためのシステム」である。

複数のランディングページを運営していたり、説明会等でインターネット上から情報を入力してもらう場合などに活用できるかもしれない。

しかし、これらの情報で見込管理を行うのであれば、リード職人などの顧客管理システムと連動させる必要があるだろう。

WEB職人の月額料金

顧客件数 ~300社 ~1000社 1001社~
月額料金 10,000円 30,000円 別途見積もり

まとめ

サスケのメインサービスは「リード職人」であるようなイメージだった。リード職人と何かしらの営業ツールを合わせて利用する場合、利用方法に統一性を持たせることが難しいため、マーケターのみで利用するシーンも多いと考えられる。現状は、営業ツールとの連携を行えない場合も多いように感じられるが、2016年のアップデートで機能も増えており、いつの日かサスケシリーズのみですべての機能をまとめられるのではないかと期待したい。

 

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参考
https://www.saaske.com/
http://www.aspicjapan.org/asis2010/program/pdf/d2-2_interpark.pdf
http://xn--dck0ahi9fvk1be6085f9gxb.com/t-ma.html

 

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この記事を書いた人

情シスくん
情シスくん
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様々なシステム製品を皆様に知っていただくために、幅広い種類のシステム製品についてご紹介しています。
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